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やまもと歯科クリニック

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説明義務とコミュニケーション

2017-08-16

久しぶりのブログになる。今年の夏は思いのほか過ごしやすい。
山の日ができて、金融関係の方や、公務員の方は休みが増えたかもしれないが、
12や16を祝日にしたほうがより多くの人に恩恵があったのではないだろうか?
でも、帰省ラッシュやUターンラッシュをばらつかせるには良い選択だったのかもしれない。

今回は医院でのトラブルについてです。歯科雑誌に出ていた記事には、医師に比べて、
歯科医師の方が医療裁判をうけることが多いとある。
これはなぜか?

一つは、保険がきかないインプラント治療のトラブル。高い治療費払って失敗されたり、
雑な扱い受ければ、それは患者さんからの恨みも買います。
もう一つは、誤解を招くかもしれませんが、歯科医師の方が説明がうまくないことが
多いように思います。

患者さんから、「最近のお医者さんは、パソコンばかり触って、話しするときに
目も合わせない・・・」と聞くことがある。これはカルテをしっかりしなさいと
行政指導によるものですが、そんなの患者さんには関係ありません。
また、医師にくらべて歯科医師のほうが、つねに患者さんの視線を受けて
診療しますので、今のはミスではないかと疑念を抱かせることが多いのかもしれません。
歯科医師は職人みたいな性格になりやすい、あるいはもともとそういう性格の方に
むいている仕事かもしれません。話術がないために喧嘩になることもあるのでしょう。

気遣いやコミュニケーション、これは大人が教わってできるようになるものではありません。
育ってきた環境やしつけが影響すると思います。でも、私も恩師の先生から昔、よく
怒られました。「きみは自分の事しか考えてない!もっと患者さんのことを1番に考えなさい!」

当時、プライドが高かったせいか、本当に理解するまでに1年くらいかかりました。正しいことばかりが
正義ではないことも世の中にはたくさんあるということなんでしょう。

今は30分に一人の予定で患者さんの予約を取っています。これは、説明や会話、治療すべて
おこない、かつ1日にできるかぎり、どれほどの診察をできるかを考えた結果になります。
それでも、歯が抜けなかったり、子どもさんが泣き叫んで麻酔できなかったりで、予約の方を待たせてしまうこともあります。
そんな時は、素直に謝ります。それができない方がトラブルになるんだと思います。
もちろん、謝罪で済まないこともあるでしょうが、そのための日常会話なのではないでしょうか?